植民地時代には、ヨーロッパから殖民した人々が、現地で採取した種を本国へ送るなど、ヨーロッパへもたらされたハーブもありました。 2.ヨーロッパへ伝えられたハーブと、その原産地 植民地においてヨーロッパ人に発見され、その後ヨ […]
近世のハーブ
植民地時代には、ヨーロッパから殖民した人々が、現地で採取した種を本国へ送るなど、ヨーロッパへもたらされたハーブもありました。 2.ヨーロッパへ伝えられたハーブと、その原産地 植民地においてヨーロッパ人に発見され、その後ヨ […]
近世のハーブの世界は、大航海時代による他地域への進出によって、ヨーロッパにおけるその利用と研究が広がったことが、特徴です。大航海時代に続き、ヨーロッパ諸国による東方・新大陸への植民地化もまた、その地の食文化やハーブと融合 […]
ドイツでの本草学 16世紀、『ドイツ本草』(1496年)と『大本草』(1520年)の2冊の重要な本草書は、その後ドイツ本草学が興隆する先駆けとなりました。これらに引き続き、16世紀ドイツでの重要な本草学の書籍として、以下 […]
近世の定義 近世は、「西洋史上では、東ローマ帝国の滅亡からルネサンス・宗教改革・大航海時代あたり(15世紀~16世紀前半)から、市民革命・産業革命の時代の前あたり(18世紀後半~19世紀初頭)まで」(*Wikipedia […]
中世でのさまざまなハーブの利用法 中世ヨーロッパでのハーブ研究の中心は修道院でしたが、もちろん修道院以外でも、ハーブは様々な形と目的で利用されていました。 文献の中に、以下のような利用法を見ることができます。 中世の料理 […]
ヨーロッパの歴史において「中世」は、古代ギリシャ・ローマの繁栄が衰退し(476年・西ローマ帝国の滅亡)、ルネサンス(復興)までの間の、「暗黒時代」と捉えられています。 一般的には、5世紀から15世紀の間が該当します。 ゲ […]